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もじぴったん
『ことばのパズル もじぴったん』は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売されたパズルゲーム(知的好奇心くすぐり系パズルゲーム)である。アーケードゲーム|アーケード(SYSTEM10)版、プレイステーション2|PS2版、ゲームボーイアドバンス|GBA版、プレイステーション・ポータブル|PSP版、ニンテンドーDS|DS版が発売されている。また、携帯電話用ゲームアプリケーションとしてiアプリ/S!アプリ/EZアプリやPHSのAIR-EDGE用にも配信されている。
作品解説
ゲームルール
ステージごとに決められた文字の集合から1文字ずつ選び、マスに置いて「ことば」を作っていくゲームである。制限時間内に課題を達成すればステージクリアとなる。ゲーム画面では、左端に「えらぶくん」、中央に方眼紙状のマス、上端にスコア、下端にこのステージの目標、が表示される。「えらぶくん」には、このステージで使う事が出来る文字のリストが縦一列に表示されている。文字のリストは「あ」〜「ん」まで順番に並べられているのもあれば、何かしらの文章になっているのもある。方向キーの上下でえらぶくんの中から文字を選ぶ。ステージによっては一番上に表示された文字しか選べないなどの制限がある(#関連ゲーム用語|関連ゲーム用語のところてん式を参照)。決定ボタンを押すとカーソルが文字をつまみ上げて画面中央に移動し、文字をどのマスに置くかを決めるモードに移行する。画面中央のマス目状の場に、えらぶくんから選んだ文字のブロックを置く。場は正方形だけでなく、ステージごとに様々なモチーフの形になったり、マスの移動や回転といったギミックが盛り込まれているのもある。またステージ開始時には既にいくつかの文字が置かれている(ゲームの仕様上、1文字だけの言葉は作れないので、どうしても最低2文字以上置く必要がある)。えらぶくんから選んだ文字を、空いているマスに置く。その結果、既にマスに置かれていた文字と繋げて読むと2文字〜9文字の範囲で意味のある「ことば」になっていたら、ことばの意味が表示され、スコアが加算される。ことばであるかどうかは、ROM内の辞書に収録されているかどうかで判定される。ことばは左から右、または上から下方向に(つまり、読める方向に)並んでいる必要がある。ことばが作れなかった場合、そこにその文字を置く事は出来ない。その場合は他のマスに置くか、取消ボタンを押してえらぶくんに戻り、他の文字を持ってくる必要がある。以上の操作を繰り返して、制限時間以内に指定された条件を達成すればステージクリアである。
クリアー条件
条件はステージごとに決まっており、
*ことばを指定の数以上作る(「ことばを10個作れ」など)
*全てのマスを埋める
*ブロックを指定数使う(「ブロックをあと20個使え」など)
*指定の文字数以上のことばを、一定数作る(「3文字以上のことばを20個作れ」など)
*特定されたことばを1〜数個作る(「ふじさんを3個作れ」など)
*一定数以上の連鎖を一定の回数作る(「3連鎖を8回作れ」など)
*「★」のマスを埋める
*一定の文字がつくことばを作る(「あ」がつくことばを10個作れなど)
PSP版以降は「みる」がつくことばを7個作れなども追加。
*指定された文字数のことばを同時に数個作る(「3文字以上のことばを同時に8個作れなど)などがある。制限時間内に課題を達成できなければ、ゲームオーバーとなる。ただし、PSP版以降のこつこつパズルは時間制限なし。ことばを作った時、文字数の多いことばを作るほど高得点が得られる。またマスに文字を置いた時、上下左右のマスにある既存の文字と繋げて複数のことばを同時に作れた場合は「れんさ」となり、これも高得点になる。例えば「いとう」に「か」を加えて「かいとう」とした時は、「かい」「かいと」「かいとう」の3連鎖となる。ニンテンドーDS版のスコアは、2の(文字数−1)乗×10で計算される言葉ごとのスコアの合計に連鎖数を掛けたものとなる。
作れない単語
なお、辞書の単語は全て手作業によって作られており、意味のあることばであっても
*1文字だけのことば
*10文字以上のことば
*卑猥な言葉
*差別用語、その他放送禁止用語
*他社のゲームのタイトルや関連する用語。
*著名人(特に存命の人物)の名前
*商標登録済の単語
のことばは作れない仕様になっている。
収録辞書
公称の「76500語以上を収録」(PS2版、GBA版)「10万語以上収録」(PSP版、DS版)という触れ込みは伊達ではなく、
*原子番号1の「すいそ(水素)」〜103の「ろーれんしうむ(ローレンシウム)」までの元素名(103個の元素名がたまたま9文字以内であった為に収録できた)
DS版は原子番号109の「まいとねりうむ(マイトネリウム)」まで収録。
*都道府県名+2001年(平成13年)の時点で確認されている日本の市名
PSP版は2004年(平成16年)まで、DS版は2006年(平成18年)までの市名+合併前の市名も収録。
*歴史上の人物
*日本の苗字100傑(PSP版以降は300位まで収録)
*世界の国名、首都、主要都市
PSP版は東ティモールも、DS版はセルビア、モンテネグロも収録。
*数字の0〜100(に(2)や、ご(5)は除く)
*数の単位(「万」〜「無量大数」)
*ナムコのゲーム名、キャラクター名
*流行語、死語(だっちゅーの、チョベリバ、聖子ちゃんカット等)
*漫画やアニメなどを起源とする新語(ツンデレ、アホ毛等)
*芸能人の愛称(名前が使用出来ない為、一般的な愛称のみ)おニャン子クラブ|おにゃんこ、後藤真希|ゴマキ等
*アメリカ合衆国大統領|アメリカ合衆国歴代大統領
など、様々なジャンルの専門用語も収録されている。
ただし収録漏れの言葉も多く、例えばもじぴったんDSにおいて『たんたい(単体・担体)』という言葉は作成しても得点とならない。他にも例を挙げるには枚挙にいとまが無く、長い言葉を作って高得点を得るために時間をかけていたが、その言葉が収録されていなかった為にやり直しとなってしまい冷めるという事態がしばしば起こる。また、『よばい(婚)』などといった基本的には淫猥な意味を持たない言葉が収録されていない反面『うんこ』は収録されており、「選択の基準が分からない」という声も多く聞かれる。
シリーズ作
アーケード 『ことばのパズル もじぴったん』
*2001年12月稼動開始。記念すべきシリーズ第1弾。モードは「ひとりでパズル」と「ふたりで対戦」の2種類。「ひとりでパズル」モードは全5ステージの「かんたん」コースと全6ステージの「ふつう」コースがあり、いくつかのステージから選択することができる。ステージ数は合計100ステージ以上。ステージの合間には平仮名3文字によるスロット「もじもじスロット」があり、ちょっとしたミニゲームになっている。ゲーム終了後は使った言葉に応じて性格診断がなされ、「コギャル」「セクシー」「冒険家」などさまざまなものがあり、ハッピー指数も評価される。「ふたりで対戦」モードは一定時間内に相手より多くのマスを埋めた方が勝ちとなる。こちらではゲーム終了後の性格診断は二人の相性診断になる。
PS2 『ことばのパズル もじぴったん』
*2003年1月9日(木)発売。 価格4,800円(税込5,040円)
*2004年7月8日(木) PlayStation 2 the Best版 価格1,714円(税込1,800円)
『ことばのパズル もじぴったん』の初の家庭用として発売されたプレイステーション2|PS2向けのソフト。収録単語数は公称は7万6500語以上。実際の収録単語数は8万2000語以上に及ぶ。AC版の「ひとりでパズル」モードに相当する「あーけーど」に加え、オリジナルの問題から自由にステージを選んでクリアしていく「じっくりぱずる」や世界文化社の雑誌「クロスワードファン」や関西テレビ放送|関西テレビのキャラクター「ハチエモン」などをテーマにしたステージが遊べる「すぺしゃる」モードが追加され、総ステージは600面以上に。また、PS2版のみの要素として「もじくんかるた」がある。特定のステージで高得点を出すと「もじくんかるた」が入手でき、ゲーム内におけるコレクション要素となっている。「ふたりで対戦」モードはAC版と同様のルール「早いもの勝ち」対戦に加え交替で文字を置いてゆく「かわりばんこ」対戦が追加された。相手の作った言葉を使ってさらに単語を作ることで、自分の単語にできるオセロのような面白さがある。「いろいろでーた」では作った言葉の数や最高連鎖数、プレイ時間などプレイ記録が閲覧できる。2004年には「PlayStation 2 the Best」版が発売され、それにあわせてPlayStation BBのナムコチャンネルで体験版が配信された。
GBA 『ことばのパズル もじぴったん アドバンス』
*2003年1月10日(金)発売。 価格4,800円(税込5,040円)*2006年2月2日(木)バリューセレクション価格 2,667円(税込2,800円)
『ことばのパズル もじぴったん』の携帯ゲーム機版として発売されたゲームボーイアドバンス|GBA向けのソフトである。収録されている問題のテーマ、単語(一部を除く)はPS2版と同じであるが、ステージクリア条件・ステージ構成などが異なる。PS2版同様に、業務用と同じルールで遊ぶ「あーけーど」、用意されたオリジナルのステージを選んで遊ぶ「じっくりぱずる」や、ファミ通やメディアワークスとのコラボレーション企画による「すぺしゃる」、データ閲覧のできる「いろいろでーた」のモードがある。PS2版に収録されていた歌はインストゥルメンタル|インストバージョンになっている。また、対戦モードは収録されていない。2006年2月2日(木)にはバリューセレクションの1つとして2,667円(税込価格2,800円)として再販された。
スペシャルステージには関西テレビのマスコット「ハチエモン」が登場する。
PSP 『ことばのパズル もじぴったん大辞典』
*2004年12月16日(木)発売。価格4,500円(税込4,725円)*2005年11月17日(木)PSP the Best価格2,667円(税込2,800円)
ステージなどを一新し、収録単語数も10万語を超えた。従来通りの時間制限ありの「どきどきぱずる」に加え、時間制限のない「こつこつぱずる」が追加された。新しいクリア条件や、何度使っても無くならない「無限ブロック」が登場し、ゲームバランスもより練られている。また、かねてより要望の高かった、「ワードサーチ」、オリジナル辞典「できちゃった辞典」を搭載。「ワードサーチ」モードではどんな言葉が入っているか自由に検索できる。新搭載の「辞典コレクション」モードは特定のステージをクリアすることで入手できる辞書。一番大きいもの、一番小さいもの、一番に関するものを集めた「一番辞典」、若者言葉を集めた「チョベリバ辞典」、オシャレ用語を集めた「モード辞典」、など個性的な辞典が全部で100種類も用意されている。この中にある「できちゃった辞典」はプレイ中に作成した単語が自動的に登録される。対戦モードである「対戦ぴったん」は対人戦だけでなく新要素としてCPUキャラクターとの対戦が追加された。スポーツ系の単語を得意とするキャラや、食品に関する単語が得意なキャラなど9人の個性的なCPUキャラが対戦相手として登場する。また、2人対戦プレイとして1台のPSPを使った手渡し対戦も可能。PS2版で好評だった歌はアレンジバージョンになったり、新曲が追加され全25曲が収録されている。
DS 『ことばのパズル もじぴったんDS』
*2007年3月15日(木)発売。価格2,800円(税込2,940円)『ことばのパズル もじぴったん』シリーズ最新作。日本国内では初となる、サードパーティ製のTouch! Generationsシリーズのソフトとなる。操作は全てタッチペンで行う。また、タッチスクリーンを生かした「タッチ図鑑+クイズ」モードを搭載。バンダイとナムコが合併したため、たまごっち等のバンダイに関わる言葉も収録されている。本作を起動する際に、GBA版『ことばのパズル もじぴったん アドバンス』を一緒に挿しておくと、GBA版をアレンジしたステージが120問追加される。PS2版に収録されていた歌はインストゥルメンタル|インストバージョンになっている。「あーけーど」モードがないため、「もじもじスロット」「性格診断」「ハッピー指数」などの仕様は搭載されていない。

